リモートエンジニアが自身で案件を探す方法の基本と言えるのが、自分自身を積極的に売り込んで開拓していく事です。根気と時間が必要ですが、興味のある案件や働きたい企業に自分を売り込める事から意外とおすすめな案件とも言えます。やり方としては難しくはなく、リモートワークにも対応している企業に積極的に連絡していくだけとなります。もし企業が交渉に応じてくれる場合、ソースコードなど客観的に技術レベルが分かるような成果物を見せれば、案件の獲得率は高くなる事でしょう。またスムーズに案件を獲得したいのであれば、自分の技術レベルとマッチしている案件を選ぶ事も重要なポイントとなります。企業側が必要としているスキルを持っている事が案件を獲得できる基本的な条件であるという事は覚えておきましょう。
一方、案件を探す際、もう一つの方法としては、常駐先で一定期間仕事をし、クライアントから信頼を得てからリモートワークに切り替えて常駐先から仕事を獲得する手法です。IT系企業の多くは、きとんと仕事さえしてくれれば、作業を会社ではなく自宅で行っても構わないという考え方をしている傾向が強いです。
ただ実際は、仕事のパフォーマンスが低下するなどのリスクを避けたいために、会社に常駐して働いているエンジニアが多いと言えます。しかし常駐先で実績を積んで信頼してもらえれば、リモートワークに切り替えても様々な案件を常駐先から受注する事ができるでしょう。なお、この方法はリモートワークに寛容でない企業の場合は難しいのでその点は注意が必要です。